次男の車

この前帰省した時に、注文生産の会社にするか、スポーツタイプの国産車にするか迷っていると言っていた。
外車は注文して半年後の納車だから、今からなら冬のボーナスを充てればローンなして買えるが、国産なら今の中古を乗りながら新車を手に入れる日を楽しみにもう少し先に伸ばそうと。
それが、だ。まったく話に出ていなかった国産の中古を買ったとLINEが送られてきた。
どういう心境の変化か、価値観の変貌かよくわからない。
印象に残っているのは、彼の唯一無二の車好きの親友の談だ。
どちらにしようか半ば悩むのを楽しんでいると、彼はこうアドバイスしたそうなのだ。
要は、駐車場に停めてある自分の車を眺めてどちらがニヤニヤできるかだ。
おそらく、次男はココロを見透かされたと感じただろうと想像する。
その結果選んだのがこの車なのに違いない。
週末次男は帰省して、日曜日の午前中たっぷりかけて洗車して磨き上げ、その友人を伴ってドライブに出かけた。

1年ぶりに

はてなよりお声をかけていただいたのでナチュラルに振り返り。

この一年いろいろなことがありましたが、私は元気です。

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引き出しの中

シンクの右手前に木製の引き出し収納庫が置いてある。左右両側と引き出しの前面に直径2センチメートルくらいの穴がいくつかくり抜かれている。根菜などを保存するための引き出しで、風通しを良くしてあるのだろう。

一段目の引き出しには計量カップやオレンジやレモンの汁を絞る容器などがパラパラと入っている。

二段目の引き出しには引き出しの幅と同じ大きさにたたまれたレジ袋がきっちり並べられている。

レジ袋は今はどこも有料だ。某スーパーで小さいものは3円、大きいものは5円ですがどちらにしますか?と問われた。

レジ袋は3円ないし5円で買えるが、引き出しの中で眠っているレジ袋を売ることはできない。

三段目の引き出しには輪ゴムと、ポリ袋をくくるのにつかわれる針金入りのビニールひもが数十っこ、使用済みのものを再利用するつもりだったらしく折れたり曲がったりしている。輪ゴムも劣化し変色して伸びているものや溶けているものもある。引き出しの奥には未使用の輪ゴムが何百と詰まった箱も入っている。

主婦業を始めて一度も輪ゴムを買わずに済ませていたが、二十年くらい経った時に一度だけ箱で買ったことがある。二十年間買わずに済んだのに、箱はあっという間に空になった。これはいったいどういうことだろう?よくわからない。

この台所では箱は開封されているが、再利用のストックが待機しており減ってはいないようだ。これはいったいどういうことなのか、よくわからない。

 

四段目の引き出しには景品でもらうような布巾、紙製のようなのもあれば見知らぬキャラクターが描かれた布製もある。それと、アクリルの毛糸を長編みして作ったたわしがいくつか。同じ毛糸なので自作なのかバザーでまとめて買ったのかどなたからいただいたのか。

雑巾のようになった布巾をいつまでも使わずに新しいのがいくらでもあるのに、と思う。戦後を体験した方は捨てられないらしい。

 

五段目の引き出しは空。見事に何も入っていない。手前の床に置かれたものを除けないと引き出しを引くことはできない。

 

 

 

知らぬが仏

洗面所に取り付けてある扉付き収納棚に浴用タオルがストックされていた。ほとんど何かの景品で、薄っぺらいのもあればまあまあ厚みがあるのもある。団体名が印刷されていたり社名が柄織りされている。

棚は、脚立に乗らないと届かない高さ。洗面所を改装したのはそれほど前じゃない。高額な乾燥機能付きドラム型洗濯機も設置されていて、羨ましく思った。

それにしても、だ。身長150センチメートルにも達していない高齢主婦が取り仕切る洗面所の、こんな高い位置に棚を取り付けるセンスのなさというか、気の利かなさというか、思いやりのなさには呆れるのを通り越して笑えるわ。

タオルは一枚一枚包んだりくるんであったであろうビニールやのし紙が外されて、真新しいまま黄ばんでいた。

洗い替えのストックのつもりできれいに並べてそのまま忘れ去り数年過ぎたのだろう。

それらをまとめてドラム型洗濯機に放り込んで「わたし流」コースをスタートさせた。

おととい父が教えてくれたのだ。

電源ボタンを押したら「わたし流」ボタンを押して『54』と表示されたら洗剤を投入すればいいと。

54分後にタオルの洗濯が終了する。

その父がせっせと干してたたんだタオルが、洗濯機の少し上の位置に取り付けられた棚に無造作に並んでいる。

せっせと洗濯したにも関わらず、どれも薄く黒ずみゴワついている。

昨夜父から再び洗濯機の使い方を聞いた後に櫓洗浄をした。おととい洗濯機の扉を開けた時に、ツンとカビの匂いがしたのだ。

父は洗濯機も時々洗わなくちゃならないなんて知らないから、せっせと洗濯したタオルが黒ずんでいるのだ。

今日の夕食材料を買いに出た時に櫓洗浄剤も買って帰った。

櫓洗浄は一晩中かかり、翌朝起きてもまだ終わっていなかった。

洗濯は私がしておくからと言って父を送り出した。

棚の黒ずんだタオルを使って棚の扉や床や廊下を拭き上げた。

玄関のたたきまで拭いてゴミ袋に放り込んだ。

洗って干したタオルは午前中で乾いた。かすかに洗剤が香る。櫓洗浄の効果か。

それらを父がするのと同じようにたたんで、洗濯機の少し上の棚に並べた。

父はおそらく、何も気づかない。そもそもあんな高い棚の中に真っ新なタオルがストックされていたことなど知りもしないのだ。

知らぬが仏なのである。

 

落ち着いて

記事を書きたくなって舞い戻り(わらい)

ここは静かなインターネットですね。

 

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